名護市議会 2010-09-29 10月05日-04号
また、沖縄県が指定している高度公益機能松林では4月ごろから薬剤散布を実施していることから、松くい虫による被害が防除されている傾向にあります。現在の被害状況としては、保全対象地区外の散在する松の被害が増加傾向にございます。本市においても地区保全松林に関しては、森林病害虫防除事業を活用し駆除に努めております。
また、沖縄県が指定している高度公益機能松林では4月ごろから薬剤散布を実施していることから、松くい虫による被害が防除されている傾向にあります。現在の被害状況としては、保全対象地区外の散在する松の被害が増加傾向にございます。本市においても地区保全松林に関しては、森林病害虫防除事業を活用し駆除に努めております。
その中には県が実施するエリアとして、高度公益機能松林、それから市が実施するエリアといたしまして地区保全林という区域を定めて対応してきております。それから沖縄県が平成14年度から平成18年度の5ヵ年間を松くい虫ゼロ作戦と位置づけをいたしまして、徹底駆除を目指してきましたが、撲滅に至っていないというのが現状でございます。
松くい虫防除事業は現在、沖縄県と調整を図りながら守るべき松林として沖縄県が防除すべき高度公益機能松林、名護市が防除すべき地区保全松林を設定し伐倒駆除、樹幹注入等を行っております。さらに、それらの周辺にある地区対象外松林においても被害拡大を防ぐため発生した松くい虫被害木の伐倒駆除を予算の範囲内で行いまして、防除に努めているところであります。
そして、沖縄北部森林組合のほうに事業を委託するわけですけど、これにつきましても先ほど説明したとおり、高度公益機能松林、それから地区保全松林等に該当しないその他の松林についてでございまして、こういうことで新規の雇用につきましては伐倒、それから伐倒したものの排出、焼却等に雇用されるということで、これは森林組合の職員以外に新たに4名が雇用されるということでございます。
その内訳については、高度公益機能松林で80本、地区保全松林で2,223本、その他の松林で1,202本となっております。今年被害が増えている地区は、源河、三原、安部、嘉陽区で目立っておりまして、駆除方法は焼却処理で対処していきたいと考えております。 ○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。